Alletyのネクタイ&ポケットチーフはきちんと桐たんすで管理しています。
防湿効果、防虫効果、保温(定温)効果、難燃性などの特性のある桐は、昔から衣類の収納、特に絹製品(着物収納)に最適であるといわれています。
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●火に強い
桐材は熱がとても伝わりにくい素材です。
他の材木より着火点が高く、発火点も高い(材木に火が付く温度を着火点、炎となって燃え出す温度を発火点と呼ぶ)
桐箪笥職人が作った箪笥は隙間がほとんどなく、もしも火事になった場合でも炎の入る隙間を与えません。空気の入る場所がなければ当然燃えません。そのため中の衣類はしっかりと守られるのです
●湿気の浸入を防止する
桐箪笥に水が入り込まないのは、精度が高く作られているため、湿度が高くなると、箪笥の表面が水分を含み膨張します。そして桐材は表面が粗いため、吸湿性があります。例えるならスポンジです。水分を吸うと他の木材に比べ大きく拡張するので、隙間をふさぎ外気を遮断します。乾燥時は素材が収縮し、通気をよくします。
●優れた防虫性
昆虫類が嫌う成分(パウロニンセサミン)が含まれているので桐材自体に防虫効果があります。
●腐食に強い
桐材には多量のタンニン(防腐剤の役割をはたす)が含まれています。桐箪笥は末代まで使われるという言葉がありますが、これは末代になっても腐らないということなのです。
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